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アイコン アイコンの種類
彩彩畑のアイコン ツールで作成できる形式は「ico」と「gif」です。 さらに、cur」で保存すると、マウスポインタになります。

アイコンにはいろいろな種類がある

ひとくちにアイコンといっても様々なものがあります。
彩彩畑のアイコンツールで作成できる形式は「ico」と「gif」です。

ICOは本来のアイコン
本来のアイコンは拡張子がicoのものです。
特別なソフトを使わなくてもデスクトップやエクスプローラなどで表示されます。
色の数による分け方
16色/256色/フルカラーなどがあります。彩彩畑のアイコンツールで作成できるアイコンは256色です。

大きさによる分け方
一般的に32X32ドットと16X16ドットがあります。
ICO形式は、一つのファイルに複数の大きさの画像を詰め込むこともできるのですが 彩彩畑のアイコンツールは32X32ドットまたは16X16ドットの単体画像の作成保存です。 32ドットで作った場合は、Windowsがこの二つを使い分けてくれて大きいアイコンの時は 32 に、小さいアイコンの時は 16 に表示してくれます。 ですから特に不便はありません。
16ドットで作成保存はファビコンに利用できます。
ここで使っている「ドット」という単位は「ピクセル」と同じと考えていいです。

ファビコン
ファビコンと名前がついていますが特別な形式のものではありません。ICO形式で16ドットのサイズを使います。
WebブラウザではURL・タブ・お気に入り(ブックマーク)などの先頭に小さな画像がついています。これがファビコン(favicon)です。
Webサイト運営者は自分で作ったファビコンをページ内に組み込むことができます。 Webブラウザはそれぞれ独自に進化している部分があるため、うまく表示されなかったりすることがたまにあります。

GIF画像などで作ったアイコン
インターネットのブラウザで表示するためにはgifやjpgが使われます。
いわゆるWindowsでいうアイコンではないのですが「絵柄でその機能などを示す」という広義の意味でアイコンと呼ばれるようになりました。
インターネットのブラウザで表示するためにはgifやjpgが使われます。
特に、小さな画像を表示するには透明色の機能があるgifが最も利用されています

いっけん本来のアイコン
bmp画像の拡張子をicoに変えたものです。
ビットマップ画像(bmp)を本来のアイコンファイル拡張子icoに変更した場合、ちゃんとアイコンになります。
どんなに大きな画像でも小さなアイコンになるわけです。これは便利そうに思えるけれどもおすすめできません。 なぜなら「どんな大きな画像でも小さなアイコンになる」のですから、見た目は小さいけれど、とんでもなくでっかいファイルだったりするわけです。 極端には500倍もの大きなファイルサイズが裏側に隠れていたりする可能性があります。

いよいよアイコンの定義が怪しくなってきた
Windows Vistaのアイコン
Windows Vistaは自ら32X32/16X16の規則を破ってしまいました。
Windows Vistaでは、小アイコン・中アイコン・大アイコン・・・さらには特大アイコンまであって、この特大アイコンはなんと256X256ドットだからびっくり。
32X32ドットのアイコンは「クラシック アイコン」という名前が付けられてしまった。

Yahoo!ブログの名前アイコン
アイコンとは画像で作られたシンボルである、が新しい定義のようです
Yahoo!ブログで使われてる60X17ドットのGif画像があります。 コメント欄やゲストブックなどで、IDなどの代わりに、任意の画像で表示できるというものですが ヤフーのような大企業がこのような変則的なサイズの小画像をアイコンという表現を使うようになったため、いよいよ アイコンは本来のアイコンではなく「画像で作られたシンボルまたはマークのことである」という定義になってきたようです。

アイコンについてもう少し

誰もが知っているアイコンですが もうちょっと知識を広げて見ましょう

アイコンではなくイコン
アイコンは、キリスト教の聖人を描く宗教芸術イコンの英語読みである(フリー百科事典Wikipediaより引用)
ギリシャ語のエイコーンは「形」「像」。イコンは板に描かれた聖人の絵。
コンピュータで使うアイコンの語源はこんなところにあったのです。

ゼロックス・パロアルト研究所
あまり知られていないようだけど、現在のパソコンの基礎を作った偉大な研究所
マウスでアイコンをクリックして、画面にウィンドウを呼び出す・・・Windowsでもマッキントッシュでもすごく当たり前の技術。 これはゼロックス・パロアルト研究所(PARC)の発明によるものです。
これを見たアップル・コンピュータのスティーブ・ジョブズもマイクロソフトのビル・ゲイツもびっくりたまげたようです。
かような訳で、マッキントッシュやWindowsのインターフェイスはこの研究所で開発された技術で作られているのです。

GUI
今どき、わざわざGUIなどと呼ばないか
GUIとはグラフィカル ユーザ インターフェイス(Graphical User Interface)。 つまり使用者への情報は絵柄を多用し、大方の操作はマウスなどで直感的に行える・・・というわけです。
アイコンやボタンで操作する現在のパソコンでは当たり前の当たり前なので、最初からWindowsやマックを使ってい方ならをGUIではないパソコンを想像しにくいかもしれないですね。
GUIという言葉も過去の言い回しになってきたようです。


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