素材配布サイトというけれど
リンクばかりで、素材そのものを見つけることができない。
素材屋さんの目的は何だろう
いくらなんでも
いくらなんでも おかしい。
素材を検索エンジンで探すと、それこそ文字通りゴマンとヒットする。検索トップのサイトをクリックすると、どうだ。
リンクである。
素材の○○、○○な素材集、○○素材NAVI、素材○○ランキング・・・・など。リンクである。
なんじゃこりゃ、と思いつつ、そのひとつのリンクをクリックすると「かわいい」「和風」「奇麗」「クール」・・・などなど。またもやリンクである。
なんじゃこりゃ、と思いつつ、そのひとつのリンクをクリックすると「人物」「動物」「植物」「建物」・・・などなどなど。やはりリンクである。
なんじゃこりゃ、と思いつつ・・・・と、このリンク徘徊の旅は永遠に続く。

コンテンツなきWebサイト
画像を無償で提供していただけるサイトを紹介するリンク集というのはありがたい。カテゴリーにい分かれていて欲しい画像を見つけやすい。 だけど。違うだろう。リンク集がリンク集に網のようにリンクしてどうするんだ。まずコンテンツがあって、つまり画像素材があって、ついでにリンク集というのが筋ではないか。
リンクを堂々巡りさせるWebサイトには参る。目的はなんだ。アクセスアップか。もしそうなら空虚である。 本当に、コンテンツなきWebサイトなら、素材を探している善良な市民に対して失礼である。おそらくページのどこかに美しき画像がひそかに 私たちを待っているに違いない。
どこだ。
どこをクリックすれば、「かわいい画像が」「和風の画像が」「クールな画像が」いただけるのか。

時々 見つかる
いやあ、それでも、時々ひょんな事でか気まぐれかで画像が現れることはある。 どうして、こんなに奇麗に描けるのだろうかと感心する。大げさではない。事実そう思う。
だけど、ここで心変わりするわけだ。奇麗なほど、個性的なほど自分のWebページに登場させようという気にならないのだ。それは私だけだろうか。 奇麗で個性的な画像を載せると自分のページが自分のページではなくなる。人気がある画像なら他の人も使っているかもしれない。 それならなおさらイヤだ。
と、大方はこのような心理状態であって「奇麗だな」で終わる。
素材サイトというのはとても歴史が浅い(そもそもインターネットの歴史が浅いのだが)。閲覧する者が何が目的なのか どういう心理状態であるのかに気づけばこんな空虚な堂々巡りはなくなるだろうと思うのだが。

自分で作るか
やはり、結論はこれだ。小学生が書いたお母さんの絵とゴッホが書いた自画像と、どちらが奇麗。どちらが上手。どちらが立派。
・・・・・やっぱり、自分で書こう、自分で作ろう。自分で考えよう。

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