画像 作成 IROMホーム
マニュアル表紙
彩彩畑の概要

シームレス画像
ネームプレート
リストマーク
飾り罫
アイコン / ファビコン
かたちごっこ

asciiの文字について
フォントについての豆知識
彩彩畑のフォントについて



ソフトの作者がわざわざ書く必要もないのですが、彩彩畑のアイコンツールはドットエディタとしての機能はそれほどたいしたことはありません。
描画部が大きくて使いやすかったり、「転写モード」などは他にはない機能であったりで、自慢できる機能はたくさんあると自負しておりますが、 本格的なソフトと比べれば劣ります。
もっと高機能なドットエディタを使いたいのであれば「EDGE」「ドット絵でぃた」などがあります。 Webで調べればすぐにヒットしますので探してみてください。 ドット絵にこだわったソフトです。
ドット絵
ドット絵は点々の集まり
ドット絵とは、点々で描く手法である。また、点々で描いた絵である。
そのまんまやんか。はい、そのまんまです。
とはいえ、パソコンの絵はすべて点々で出来上がっているではないか。 一つのドットは小難しい単位でいうとピクセル(※1)と呼ばれている。赤や青や黄色などの情報を持っていて、その細かい点々が縦横に並んで絵になったものがパソコンの画像だ。
一般的なデスクトップ用モニタの画面いっぱいだと、例えば100万個〜200万個ほどの点(ピクセル)で構成されていることになる。 一眼レフカメラなどは10メガピクセルの写真が撮れるらしいので、この場合なんと1千万個の点だ。

ピクセル 画素 ドット
ピクセルといったり、画素といったり、ドットといったりでややこしいが、これらは同じ言葉と思っていい。 「ピクセル」の日本語が「画素」であり、ドット絵などのように点々で描くという表現からきたのが「ドット」である。 ただ、ピクセルは日本語で画素というだけあって、色の情報(フルカラーなら16777216色)をちゃんと持っている場合によく使う。 だから、ピクセルのほうがドットよりちょっと偉い(?)かもしれない。 こだわりのある人は反論するかもしれないが、言葉の生まれ方の違いであるので、ここではみんな同じであるとしてしまおう。

私は ドット絵 でございます
ディスプレイに表示されているデジタルの画像はみんなドットでできている(※2)。なのに、ドット絵はあらてめて「私はドット絵でございます」と主張している。 それは、冒頭の説明の通り点々で描いているからだ。

彩彩畑のアイコン描画モード。ドット単位で描いていく。 ドット単位で絵を描くツールをドットエディタと呼んだりする。
ドットエディタは5倍〜10倍ほどに拡大された描画部分と実際の大きさのプレビュー画面が備わっており、 マウスで一点一点、描画部分にドットを打っていく。色を変化させたドットで絵を描くわけだ。
これは、職人技だ。
職人技をもった人物をドッター(※3)と言うらしい。

職人技を持たない一般人はどうすればいいのだろう。
心配いらない。
ドット絵 ドット絵 ドット絵
これは16ドットの大きさだけど、このような小さくてイラスト風のドット絵なら特に熟練した技は必要ない。 もう少し大きなアイコン(例えば32ドット)なら初心者でも頑張れば描けるだろう。

手抜きの方法

  • 大きな画像を縮小してしまう。
    これは一番簡単な方法だ。 ただし、風景とかを縮小しても何がなにやら分からないモノになってしまうから、 ある程度しっかりとしたカタチが存在するものでなければならない。
  • すでにあるアイコンなどの小さな画像を自分流にアレンジしてしまう。 いや、他人様の作品は著作権があるので、勝手に改造するのはよくない。だから参考にさせていただくというのが正しい。

(※1) ピクセル【pixel】
デジタル画像を構成する単位である。色情報を持った点であって、縦横規則正しく並べると絵や写真になる。 ピクチャーのPIC(俗語であるPIX)と、ELEMENT(要素とか元素)のEL。このあたりから作られた造語。
日本語では画素。
(※2) みんなドットでできている
画像保存のしかた(画像フォーマット)では、大きく分類すると「ラスター形式」と「ベクトル(ベクター)形式」がある
ラスター形式は保存する時に点々の情報を保存している。ベクトル形式はここからここまで線を引け、この部分に色を塗れという情報で 保存されている。だからベクトル形式の画像フォーマットは点の集まりではない。 だけども、ラスターもベクトルもディスプレイに表示された時にはみんなたくさんのドットで映し出される。
(※3) ドッター
ドッターとは、ドット絵技師。
技師というくらいだから、ちょっと描くのがうまいレベルではドッターとは言わないんだろうな。

IROM