弦楽器 図鑑

弦楽器 図鑑

ビオロンチェロ ダ スパッラ
violoncello da spalla

ビオロンチェロ ダ スパッラ violoncello da spalla

ビオロンチェロ ダ スパッラは、ヨーロッパの古楽器。名前は「肩掛けチェロ」という意味。
ストラップで吊り下げて構える。横向きになっているので、弓は上下に移動させることになる。
チェロはチェロであって、低音が響くように胴体は分厚く作られていて、弦は5本。
現在のオーケストラで使うチェロと同じくらいの大きさの楽器を肩に掛けて弾いている絵もあったりするが、このイラストの楽器は適度な大きさ。ビオラ ポンポーサ(viola pomposa)とも呼ばれる。

バッハの時代。当時「無伴奏チェロ組曲」は、この楽器で演奏されていたのではないかと云われている。


はじく

こする

たたく