アラベスクとは「アラビアの、アラビア風の」という意味のフランス語です。
そしてアラビア風の模様もまたアラベスクといいます。
モスク(礼拝堂)の壁面の装飾に使われてるイスラム美術の一様式で、蔓(つる)や葉などの植物が、
からみ合ってグネグネとデザインされています。
この文様ががアラベスクです。いわゆる唐草模様(からくさもよう)ですが、日本では風呂敷(ふろしき)の柄で有名な唐草模様も同じルーツだとか。
現在では、そのデザインに影響を受けたイスラム風の装飾デザイン全般をアラベスクと呼んでいるようです。
ですから、純粋なイスラムの文化を持つ人々からすれば「彩彩畑のアラベスクはアラベスクにあらず」となるのかもしれません。
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