弦楽器 図鑑 |
マンドリン mandolin |
わざわざクラシック・マンドリンと呼ぶことはなのだけれども、このマンドリンから派生したの楽器が色々とあるため わざわざクラシック・マンドリンと呼ぶことにしよう。 |
1900年ごろアメリカで派生し作られたのがフラットマンドリン。名前の通り 底がフラットになっていて立ってでも演奏できる。形は違うが、弦の数や音程の構成はクラシック・マンドリンと同様だ。 ブルーグラスやカントリー音楽では バンジョー と共に独特の音色とリズムを醸し出す楽器として活躍している。 |
マンドセロは、マンドリンファミリーのひとつで図体が大きく低音。弓奏楽器のチェロの音程に対応している。 |
マンドローネは、マンドリンファミリーでは最も低音楽器。図体がでっかいので、エンドピンで床に支えて演奏する形状の楽器もある。 |
マンドベースは、大型の低音楽器。弓奏楽器のコントラバスに対応しているといえよう。 |
12弦 6コースのマンドリン |
イタリアで生まれたバロック時代のマンドリンは、12本の弦を持っており、2本対の6コースだった。 |