ヤンチンは中国の打弦楽器。 楊琴または洋琴と書き、日本では「ようきん」と発音している。 弦をスティックで叩いて音を出す楽器は、西アジア(当時のペルシャあたり)のサントゥールが元祖。 サントゥールが、ヨーロッパへ、そして東はインド・中国に伝わり、その土地で独自に発展し使われている。 ヤンチンもそのひとつで、とても立派な作りの打弦楽器。150本〜170本ほどの弦を持ち、オーケストラにも参加するなど、中国では重要な楽器となっている。
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