クルースは、イギリスのウェールズで使われた弦楽器で、類似の楽器はヨーロッパ全域にあった。 古い時代の楽器で、現在では古楽器愛好家によって演奏されることがあるが、ほとんど見かけない楽器である。伝統的で歴史ある楽器であるので、形や弦の数は様々。
全体の形状は、両端に二つの柱がそなわっているため リラ のようである。 クルースはもともとリラの仲間でもあり、弦をはじいて音を出していたという。リラに指板を取り付けて弓奏楽器にしたのがクルースなのかもしれない。
似ている楽器
ヒーウ・カンネル
ヨーヒッコ
はじく
こする
たたく
弦楽器図鑑(擦弦楽器/弓奏楽器)IROMBOOK