図面 文書 デジタル保存
図面を電子化
DVD CD の保存耐久性


リンク:図面 データ CAD 文書

ディスクの保存耐久性について

  1. 永久保管管理の謎
  2. 過去には「酸性紙問題」というのがある
  3. 永久を現実的な数値に置き換える
  4. 記録する方法が違う
  5. 実際に何年の耐久性があるのかは分からない
  6. 寿命推定試験
  7. 技術的進歩の明暗
1950年頃より木材パルプと硫酸アルミニウム紙の大量生産技術が開発され、書籍にもこの紙を多く使った。
ところがこの紙、50年間も経たずに劣化したのである。茶色っぽく変色する。それだけならいいが、触れただけでもボロボロになってしまう。 保管環境のよい図書館の書籍もこの紙(酸性紙)を使ったものはことごとく劣化してしまった。
現在は中性紙が使われているためこの被害はない。

ここで、「50年も経たずに劣化したのである!」とのフレーズは重要だ。つまり「たった50年という短い期間で・・・・」ということなのだから。
紙に印刷された情報と、デジタルの情報の違いはある。だけど、重要なのは時代が変わってもその時必要になった情報を「人」が正しく認識できることである。アナログでもデジタルでも最終目的に変りはない。

digitization drawing
永久を現実的な数値に置き換える