弦楽器 図鑑

弦楽器 図鑑

ピアノ piano

クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ
クリストフォリのピアノ/1722年製


Bartolomeo Cristofori
クリストフォリ

最初のピアノはイタリアで生まれたという。製作したのは バルトロメオ・クリストフォリ(Bartolomeo Cristofori di Francesco)。 クリストフォリは、チェンバロ などの楽器製作技術者で、弦をはじいて音を出すチェンバロよりもっと表現力のある楽器・・・弦をハンマーで打って音に強弱をつけることができる鍵盤楽器を日夜研究していた。 それは1700年ごろ完成した。小さな音も大きな音も出せるということで クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ という、日本人にとっては長ったらしくて覚えにくい名前だった。

こんなわけで、チェンバロはピアノの祖先だと云われている。が、一方で手に持ったバチで弦を叩く サントゥールツィンバロン の類いがピアノの祖先だとも云われているようだ・・・たぶん、どちらも正しいのだろう。 というか、ピアノのような楽器を作ろうとする場合、楽器製作者は世界中の楽器を知り尽くしているはずだろうから、あんな楽器こんな楽器・・・いろんな仕組みを考慮しつつ、新しい技術を追加したはずだ。
ハンマーで打って音に強弱をつけることができる鍵盤楽器は、クリストフォリだけがやってのけたのではないようで、たまたまクリストフォリが早い時期に高いレベルの楽器を完成した。 どんな場合も新しい機器は過去の技術を受け継いで作られていく。ピアノの祖先はこれだと断定するのは、あまり意味がないのかもしれない。

グランドピアノ grand piano
現在のグランド・ピアノ

現代の標準的なピアノは鍵盤の数は88鍵。フレームは金属で、200本を超える弦の張力を支えている。また、ハンマーアクションには新しい機構が採用され、素早い連打にも対応できるようになった。


鍵盤のある弦楽器


鍵盤グスリ


チェンバロ


スピネット


クラビコード


オルフィカ

はじく

こする

たたく