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StarSuite(2008.06.25)
基本的にStarSuiteとOpenOffice.orgとは同じものであり、StarSuiteはサンマイクロシステムズ社が 販売していたもの、それをグーグルが無料で配布するようになったというものです。 グーグル判StarSuiteはグーグルの検索窓がきっちり組み込まれているところを見ると、 サンとグーグルがどのような取引をして このような経緯になったかは、少しばかり創造がつくのですが、それは想像なので書くのをやめておきましょう。 いずれにしてもOpenOffice.orgよりは無料のStarSuiteグーグル版を手に入れるほうが高機能です。高機能というより オマケが充実しているといったほうがいいでしょうか。
まず、下記のフォントが追加されます。
そして、クリップアートがドカッと追加されます そんなこんなより、ファイル形式がodfであること。これは大事です。 odfというのは国際的な標準規格であるISOに準拠したものです。 これは、StarSuiteだけが特別に採用しているわけではなく日本では一太郎も採用しており、これから多くのアプリケーションで このファイルフォーマットが採用されると思われます。 マイクロソフトのワードやエクセルは企業では標準のアプリケーション なのですが、「永久保存しなければならない書類に一企業のファイルフォーマットを使用するのは安全ではない」というのは私も賛成です。
ついにgoogleが(2007.10.10)
ImpressとDoraw(2006.11.11) アゴがはずれる(2005.05.29) 一太郎こそは日本人のワープロソフトとして永遠に不滅という時代がありました。 だけどジャストシステムはMicrosoft Officeにワープロも表計算ソフトも完全にとられてしまったのはご存知の通りです。 ソフトウェアの商売は勝ち負けが劇的です。 今、ワープロといえばワードだし、表計算といえばエクセルという具合。 「昔から一太郎を使っていたのでワードを新しく覚えるのなんてできない」というオジサンだけが一太郎を使っているのであって ワープロソフトという名の下に一太郎は存在しない時代がもうやってきているようです。 そこへもって OpenOffice.org というアゴがはずれるくらい「Microsoft Office」にそっくりな総合ソフトがでてきました。下のソフトが総てそろっていて、しかも無償です。 もともとはドイツで使われていたソフトをサン・マイクロシステムズ社が買い取り、オープンソース(ソフトウェア制作の技術情報を公開)にしたのが始まり。 だから複数の人がこのソフトを改良し仕様を充実させているわけです。違う言い方をすればいつまでたっても完成しないソフトウェアでもあるわけです。 実際に使うには(特に企業内で使うには)完成度にあと少し難がある(はず)と、その気持ちが先行するためにためらいがちになります。 なにより、多くのパソコンにはすでにワード・エクセルがインストールされているのですから、 わざわざ新しく似たソフトをインストールする気にはなりにくいですね。と言ってる私は、ちょっとダウンロードをして使ってみたました。 「すごい よくできてる、だけど今から使いつづけようとは思わない」ということで3日ほどでアンインストールしたのですが。 さあ、これからどうなるんだろう。冒頭に書いた一太郎とワードの大逆転は実際におこった出来事ですから、世界中の企業や家庭に OpenOffice は必ずある。 学校でもパソコン教室でもOpenOfficeは標準として使われている・・・・。 将来、これは充分考えられることです。 |
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