タイ王国の弓奏楽器。 ソー・サム・サイは、「ソー = 弦楽器、サム = 3、サイ= 弦」 ということで、「3本弦の弓奏楽器」という意味である(日本の三味線と同じ様な名づけ方だね)。 弦は絹製で、共鳴胴本体はヤシの殻で表面に皮張り。共鳴胴が「逆三角おにぎり形」なっているのはヤシ殻を3つ並べてあるのでこんな形になってる。表面皮に石をくっつけることがあるが、これは共振を低減するため。 床に座って演奏する場合はイラストの様に斜め座りの姿勢。女性はなかなか色っぽい感じがするが、男性もこの姿勢が標準のようだ。
インドネシアにはとても良く似た ルバブ という楽器がある。
東南アジアの弦楽器
はじく
こする
たたく
弦楽器図鑑IROMBOOK