*吟遊詩人(ぎんゆうしじん)
吟遊詩人は、町から町へと渡り歩く、楽人。生活を歌う、英雄伝を歌う、そして各地の出来事ニュースを歌ったりした。「歌う」というより「語る」のほうが正しいかもしれない。
古くは10世紀ごろから、もちろん録音とか放送とかいう機器なんぞなかった時代なので長い長い物語もすべて暗記し、それぞれ地域固有の楽器を伴奏として語った。吟遊詩人は、世界中の地域で存在しており、日本では琵琶が伴奏楽器として使われた。
現在でいうならば、街角で歌ってるストリート・ミュージシャンというところかな(‥‥ちょっと違うかも)。
|