エスラジは、インドの楽器。インドの北東部(ベンガル地方あたり)でよく使われている擦弦楽器。 太いネックにアーチ状のフレットが配置されていて、弓奏する旋律用の弦は4本。旋律用の弦の下には20本近くの共鳴弦が張り巡らされている。 共鳴胴は皮張りで、角度を付けた際の弓を逃がすため横の部分がえぐり取られていて、人の顔に見えてしまう。蛇足ではあるが、この形はムンクの絵画「叫び」の人物に似ているね・・・。
エスラジを地域によっては ディルルバ(dilruba)とも呼ばれるが、ディルルバは また別の少し形状の違う楽器として存在する。
インドの弦楽器
はじく
こする
たたく
弦楽器図鑑(擦弦楽器/弓奏楽器)IROMBOOK