インザドは、アフリカのサハラ砂漠西部のトゥアレグ族の弓奏楽器。 トゥアレグ族は、女系社会ということで、かなり女性に自由が与えられているとか。それがどういう具合に関係しているのか、また関係ないのかは不明だけれども、インザドは女性が奏でる楽器である。唄の伴奏に使われることが多い。 大きなヒョウタンに皮を張った共鳴胴を持ち、湾曲したネックには弦が1本だけ。そして、まさしく「弓の形をした弓」で演奏する。大きさは一定しておらず、音響胴の直径は20cmぐらいから、大きなものでは40cmくらいまで様々。
アフリカの弦楽器
はじく
こする
たたく
弦楽器図鑑(擦弦楽器/弓奏楽器)IROMBOOK