スカは、ポーランドの弓奏弦楽器。
共鳴胴はバイオリン属の形状をしているが、ネックはインドのサーランギのように太い。
古い時代の楽器で 長い間忘れられていた存在であったが、愛好家によって復活した。
楽器は縦に構えて、音程を変えるのは指板に弦を押さえこむのではなく、指の背(爪)で弦に触れる。この指の背で弦長を調整する演奏方法はアラブ圏やインドの楽器に多く存在する。
スカは、西洋の楽器(バイオリンなど)と西アジアの楽器の中間的な存在であり missing link(進化の途上に位置する)楽器だともいわれている。
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