部品構成表 / 部品展開表(Bill of Materials)
手書きであろうと、ワープロであろうと製品に使う部品を一覧したものは部品構成表であるが、
ここでいうBOMは管理システムの中に統一されたプロパティ(情報)を持ち、データベースとして電子的に部品がユニット単位で構築されている状態をいう。
システム化すれば部品構成内に図面を添付させることができる。
製品構造を構成した「設計BOM」。材料調達し生産するための「製造BOM」などが代表的。
BOMは「企業の背骨」と呼ぶ方もおられる。それだけ製造業が製造業であるための重要データベースである。
設計開発段階から部品製作調達・組立調整・原価計算・メンテナンスの各過程において基準となる部品コードを持ち、
統合された部品情報をプロパティとして保持しておくことは正しい情報をいつでも取り出すことができる仕組みの根幹をなすものである。
企業内で必要に応じて複数のBOMを持つことになっても統一されたコード体系を維持していれば管理が困難になることはない。
利用の仕方によりRoHSなど環境に関するデータ保存のBOMにも転用可能となる。
[ボム]