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図面・文書の電子化用語
RoHS


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RoHS
有害物質の使用制限
(Restriction of Hazardous Substances)

電子・電気機器における特定有害物質を使用制限する欧州連合による指令。 RoHSでの特定有害物質とは、下記の6種類。
鉛(なまり)・水銀・カドミウム・六価クロム・ポリ臭化ビフェニル・ポリ臭化ジフェニルエーテル

電気電子機器に使用されている危険物質を製品から排除し、 生産から廃棄までのすべての段階で環境や人の健康に与える負荷を最小限に抑えることが目的。 日本では、国家による環境物品等の調整の推進等に関する法律(グリーン調達法)がある。 メーカーが製品に使用する部品や資材を調達する時、「品質、コスト、納期」プラス「環境配慮」を追加することが必要となる。

RoHSやグリーン調達そのものは、図面・文書の電子化と直接関係ないが、 製品の部品個々に特定有害物質の含有をデータベース化するにはBOM構造を基本として構築する必要がある。

2000年頃より、RoHSやグリーン調達を受けて「化学物質の分析機器」「環境対応システム」などの商品・サービスが市場に進出している。


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