スンは、タイ王国の弦楽器。一般民衆・家庭でも使われる。 ネックには背の高いフレットが取り付けられており、複弦2コース(弦は4本)の金属弦が張ってある。 単音でメロディをひくのが主で、複弦を活かしてトレモロ演奏をよく使う。
タイの伝統的な音階は私達が普段聞き慣れている西欧音楽の12等分平均律とは異る独特の音階で1オクターブが7分割されている。 スンも古典音楽の音階が採用されており、フレットは弦長の半分(つまり1オクターブ)に7本付いている。
東南アジアの弦楽器
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たたく
弦楽器図鑑(撥弦楽器)IROMBOOK