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専用のソフト(アプリケーション)やOSに依存するのではなく、どんな環境でも長期的に読み書きできることが望まれる。
日ごと新しい技術が生まれている今日において、標準となる文書フォーマットは・・・10年後は20年後はどうなっているんだろう。
「現時点で」とうことを強調しなければならないが、世界標準となりうるのはこのフォーマットのようだ。 | |
Portable Document Format
文書図面等の種類に関係なく広く使用される *.pdf |
無料PDF変換ドライバが多数ある。そのため、文章はワープロで作成し保存はPDFでという作成方法が一般的である。
スキャナにドライバが組み込まれていることも多く、紙文書を直接コピーする感覚でPDFにすることもできる。 「文字も含めて画像としてPDFにする場合」と「文字はテキストで画像は画像ファイルとしてひとつのPDF」にする場合はファイル容量や検索機能に大きく影響される。 ワープロなどで作成し保存したPDFであれば文字はテキスト情報として保管される。 開発者は、アドビ社 基本的なファイル構造は、テキストとラスタ画像 | |
OpenDocument Format
オフィス系文書に使用される *.odt / *.ods / *.odp / *.odg |
ワープロ文書や表計算ソフトのワークシートなど、いわゆるオフィス文書ファイルを保存するのが主な目的である。
オープンソースのソフトOpenOffice.orgで使われていたファイル形式を拡張し、標準化団体のOASISが標準化したもの。 XMLベースのファイル形式を基本としており、XML形式のテキストファイルと付属する画像などのバイナリファイルをZip形式の圧縮ファイルとして一つにまとめている。 一般的な装飾の施された文書、計算可能な表、グラフ、プレゼンテーションなどほとんどのデータはODFで保存することができる。 標準化団体のOASISが標準化したフォーマットで、基本的なファイル構造は、XMLベースのテキストファイルと画像ファイル サンマイクロシステムズ、グーグル、IBM、日本ではジャストシステムなどが採用している |
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Office Open XML
オフィス系文書に使用される *.docx / *.xlsx / *.pptx |
2008年4月。ISO(国際標準化機構)はOOXMLをISO/IEC(国際電気標準会議)の標準規格となることをが正式発表された。
OOXMLもその名の通りXMLを基本としておりODFとほぼ同方式のファイル形式であると考えていい。ただし、双方に互換性はない。 これにより、似た方式のファイルフォーマットがISOで規格化されたことになる。 開発者は、マイクロソフト社 基本的なファイル構造は、XMLベースのテキストファイルと画像ファイル |
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Design Web Format
図面に使用される *.dwf |
CADソフトがなくても図面を閲覧することができる。
PDFの図面版と考えればよいが、DWFはベクトル形式であるため、A0のような大きな図面であってもファイルサイズが小さく扱いやすい。
また、拡大縮小しても表示・印刷が劣化しないのが特徴。
開発は、オートデスク社 基本的なファイル構造は、ベクトル画像 |
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Tagged Image File Format
図面や文書に使用される *.tif / *.tiff |
市販の画像編集ソフトであればほとんどがTIFFに対応しているが、画像ソフトの場合は一般的にフルカラーTIFFが標準であるので注意(ファイルサイズが異常に大きくなる)が必要。
文書に使用する場合はG4と呼ばれる2値だけ(つまり白黒)規格が使われる。
編集は行わず固定された完成図面・文書として保存する場合に使用する。 開発は、マイクロソフト社とアルダス社 (アルダス社は1994年アドビ社と合併) ファイル構造は、ラスタ画像 |
digitization drawing |