- 永久保管管理の謎
- 過去には「酸性紙問題」というのがある
- 永久を現実的な数値に置き換える
- 記録する方法が違う
- 実際に何年の耐久性があるのかは分からない
- 寿命推定試験
- 技術的進歩の明暗
デジタルデータの保存に関しては、機器もソフトウェアも媒体も劇的に進歩しているので、案外、保存耐久性なんて気にしなくもよい時代がすぐそこまで来ているのかもしれない。
何万年でも大丈夫という堅牢確実なディスクの誕生はあるだろう。劣化なんてまるっきり気にしなくてもよい時代。
ああ、それなら安心。
そうだろうか。
劇的に進歩しているということは、数十年先に、DVDやCDを読み取る機器が存在しないかもしれないということだ。
そうなればディスクに耐久性が良かろうが悪かろうがどうでもよい。要するに読み取る手段がなくなってしまう。
技術の進歩というのは、便利と不便が同時にやってくるもののようだ。