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彩彩畑の画像フォーマットと拡張子





彩彩畑でgif画像
Web素材作りに最適だと言っときながら、gif画像を扱うことができないというのはダメですね。
ほんと、その通りです。
現在ホームページのWeb用画像で推奨されているのはjpg/gif/pngの画像フォーマットです。中でもjpgは写真用、gifはイラストやボタン用と、その特性が活かされおり、Webで使われている実際の標準フォーマットはこの二つと言っていいでしょう。
pngは画像のファイルサイズが大きく、なんか突然やってきた美男子で筋肉質の転校生のようで取っつきにくいところがあります。 その点jpgは田舎に済む初老の絵描きという感じで哀愁があるし、gifは働き者で化粧気のないシャキシャキ娘という感じがして好感が持てます。jpgとgifがWeb標準と確立されたのはこのあたりの人柄にあるのではないかと密かに・・・。

なのに彩彩畑ではgifで保存できないの。

今まで、gifフォーマットに使っている圧縮形式は特許がからんでいて、フリーウェア(無料配布のソフト)の作者はこの画像形式に手が出せなかったのです。gif形式を扱うにはユニシスという会社に特許料を支払わなければならなりませんでした。ところが米国では2003年6月日本では2004年6月20日に米Unisysの“GIF特許”が失効しました。

プラグインを使えば簡単
実は彩彩畑でgif画像を扱うことは比較的簡単なのです。
なぜなら、私なんぞより何十倍も頭が良くって、何百倍も知識があり優秀な方が、それぞれの画像フォーマットに対応できるよう専用プログラムを用意してくれているからです。
gifフォーマットは特許の問題があったために、Web上で公開されることはありませんでしたが特許の効力が失われた現在、gif画像に関する専用プログラム(プラグイン)は日の当たる場所に出て来ました。

私のような日曜大工ならぬ日曜プログラマは、そのプラグインを組み込ませていただくという方法で「gifの読み書きができる」ようアプリケーションソフトを作り上げることができます。

画像フォーマットのファイル構造までも理解していらっしゃるプラグイン作家の技術屋さんと、 私のように「きれいに表示できるようにプログラミングできたできない」と一喜一憂しているボンクラ男とでは人間のできが違うようです。 私にはとてもできない難しい作業をやり遂げられている方々には尊敬という二文字を強調文字でお送り致します。

おかげさまでgif対応
かような訳で、プラグイン作家のおかげをもって gif に対応するのは比較的簡単ではあります。しかしながら、拙作「彩彩畑」はシームレス画像・アイコン・ネームプレートのそれぞれに対応させねばならず、ライブラリのバックアップ機能・Webブラウザ表示機能も不具合のないように作り上げねばならぬ。さらに、機能だけではなく表記・説明の書き直しも必要であったりで少しばかりの時間が必要でした。
このさいjpgも新しいプラグインに乗り換えようとしているため、その動作検証もしなければなりません。

私はサラリーマンですので、風呂に入って夕ご飯を食ったあと、パソコンに向かってキーボードをパコパコしております。夜中の作業です。
そして、そして、やっとこさ。
駄文にて前置きが長くなりましたが「彩彩畑」はgifフォーマットでの保存・開くができるようになりました。
彩彩畑使用者の方が待ちに待っていてくれたかどうかは知らないですけれど、私にとってはgif対応は画期的であり私自身が待ちに待った機能なのです。

ところで g i f とは
gifは”Graphics Interchange Format”の頭文字を取ったものであり、拡張子もそのまま *.gif を使用します。 発音は一般的にコンピュータの知識があると自負している方はジフと発音しますし、岐阜県に住んでいる方はギフと発音します。
嘘です。
ジフと発音するのが一般的のようです。
これは本当です。
gif対応を追加したことにより彩彩畑は下記のフォーマットを扱えるようになりました。
  • シームレス画像 jpg/gif/bmp
  • ネームプレート jpg/gif/bmp
  • アイコン ico/gif
  • リストマーク gif
  • ボーダーライン gif
  • かたちこっご cut
アイコンは透明部分がちゃんと透明でなければならないわけですが、彩彩畑のアイコン作成ではicoもgifも透明色指定ができます。

jpgが得意なのは、複雑な色合い、なめらかな曲線やグラデーションの画像です。つまり写真、または水彩画のように描いたグラフィックなどです。デジカメ写真のように縦横大きい画像もギュギュッと圧縮して小さなファイルサイズで保存できます。おそらく数ある画像フォーマットの中では一番の圧縮率ではないでしょうか。
ところがjpgには欠点があります。 イラストのように同じ色がベタッと続く画像の場合、劣化が目立ってしまうということです。特にはっきりとした線の描画などの近くにはモロモロっ薄汚れた水黴(みずかび)のようなものが目につきます。
そこでgifの出番なわけです。
gifは最高でもたった256色しか描画できません。でも大丈夫、256色をうまく組み合わせればフルカラーとあまり代わらない品質になります。少なくとも人間の目にはそう見えます。
一番の特徴は透明色が設定できるということでしょう。これは、Webページで背景にとけ込ませるイラストやワンポイントのシンボル、またはボタンなどを作るとき重宝します。画像は■でも、Webページで見た時は●にも◆にもできるわけですから。

使用させていただいたプラグイン・・・imgctl.hpi


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