三味線は、日本の弦楽器。
大きなバチで弦を弾く。こんな大きなスペクトラムで弾く弦楽器は世界中でも珍しい。共鳴胴に張ってある皮が猫(または犬)だというのも珍しいだろう。
三味線では弦のことを「糸」という。糸の材料は絹が本来で、「より(ねじれ)」があって 色は伝統的に黄色に染色されている。着色染料はウコンだと。最近ではナイロンやポリエステルなども使われている。
三味線は日本固有に改善されているが、もともとは、中国のサンシェン(三絃)で、沖縄では少し小さい サンシン(三線)になった。
大正時代には大型の
ベース三味線とも呼ぶべき 豪絃
という名の楽器も作られた。
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