ンゴニは 西アフリカの楽器。 ネックのある撥弦楽器で、ボディ表面は獣皮を張ってある。弦は通常3本で、ネックの途中から張られていてそれぞれ長さが違う。これは同じくアフリカのゲンブリやエコンティンと同じ構造。 アメリカ合衆国で生まれたバンジョーは、これらのアフリカの黒人達が故郷の楽器を元に作ったという。 なるほどたしかに、弦はネックの途中から取り付けられており、ボディは皮張りという構造は バンジョー に採用されている。
バンジョーの元になった楽器はどれかと特定することに意味はなく「皮張りボディに弦を張ると いい音が出る」という発想を引き継いで作ったのだろう。
アフリカの弦楽器
イナンガ
アドゥング
ワンビ
ニャティティ
ベゲナ
コラ
ボロン
エコンティン
ゲンブリ
インザド
マセンコ
オルトゥ
はじく
こする
たたく
弦楽器図鑑(撥弦楽器)IROMBOOK