紙の図面を電子化する
図面・文書の電子化用語
OCR


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OCR
光学式文字読取装置
(Optical Character Reader)

手書き文字や印字された文字を読み取り、前もって記憶されたパターンとの照合により文字を特定し、文字データに変換する装置。またはそのソフトウェア。
日本語は文字が多様であるため文字(テキスト情報)に変換するには高い技術が必要であるが、ソフトウェアも比較的安価になり家庭用のスキャナを購入するとたいがいの場合(機能限定版であるが)OCRソフトが付属している。

紙の図面をTIFFに変換する場合、の図面番号を認識し、ファイル名として自動で保存できれば格段に作業効率は上がるが、 現在の技術では無理がある。 認識率は向上しているといっても、100%完全に変換できるわけではないことに注意が必要である、手書文字の場合はさらに認識率は落ちる。

図面番号を書いている位置や記入時の個性などに認識も必要であるためソフトウェアだけの進歩だけでは解決できないようだ。
文章であれば少しの間違いであれば人が読む時点で「おかしさ」に気づき割合簡単に補正ができる。 ただし図面番号のようにアルファベットと数字の羅列の場合、間違いを発見できる可能性は低い。 その上、一文字の間違いが製品製作に重大なトラブル発生させてしまうことは充分考えられる。
図面番号のファイル名は手作業でタイプ入力することにならざるをえない。

日本語OCRの主要なソフトウェアは「読んdeココ」「eTypist」「読取革命」「本格読取」などがある。またフリーのOCRソフトも存在する。


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