ニッケルハルパは、スウェーデンの伝統的な弓奏楽器。 nyckel は、スウェーデン語で鍵(key)のこと。楽器なので「鍵盤」ということになろうか。 harpa は、ハープ(harp)なので弦楽器の総称ということだろう。 スティック状の鍵盤で弦の長さをコントロールする。
もう一つの特徴は共鳴弦がいっぱい張り詰められているということ。 ヨーロッパの楽器はかつて共鳴弦やドローン弦を採用しているものが多かったが、現在のバイオリンにあるように単音でも大きな音が出るように改善されてきた。 そんな中でニッケルハルパは共鳴弦を備えた楽器ということで、現在のヨーロッパにおいては珍しい存在になっている。
ヨーロッパの擦弦楽器
ハーディガーディ
ヨーヒッコ
クルース
ガドゥルカ
レベック
クレタン・リラ
リローネ
ビオラ ダ ガンバ
アルペジョーネ
キット
ストローバイオリン
ハーディングフェーレ
はじく
こする
たたく
弦楽器図鑑(擦弦楽器/弓奏楽器)IROMBOOK